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飼い主様向けコラム

おうち看護の工夫:皮下点滴のセットいろいろ

慢性腎臓病をはじめ、その他様々な病気の治療のために、ご自宅で皮下点滴を頑張っていらっしゃる方も多いと思います。同じ皮下点滴でも、処方されるセットは動物病院によっていろいろです。

今日は皮下点滴のセットを3種類ご紹介します。もし今、皮下点滴に関する困りごとがあれば、処方してもらうセットを替えることで解決するかもしれません!

①一番よくみる、シンプルなセット

①一番よくみるシンプルなセットです

メリット:操作がシンプル、コストが安い

デメリット:時間がかかる(←加圧バックを使うと早くなる)、入れる量がアバウトになる、輸液を吊るす場所が必要

② ①のセット+三方活栓とシリンジ

② ①のセット+三方活栓とシリンジ

メリット:①より時間はかからず、入れる量が正確、コストが安い、場所を選ばない

デメリット:慣れるまで操作が煩雑←点滴中に動く子だとひとりでは難しいかも…

③50㎖のシリンジと翼状針

③50㎖のシリンジと翼状針

メリット:短時間で済む、入れる量が正確、場所を選ばない

デメリット:コストがかかる

私は往診先ではいつも③で処置しています。みんな処置時間が長いと嫌になってしまうので。。

毎日のことですから、お互いにストレスの少ない方法がみつかりますように!

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