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協会からのお知らせ

松波総合病院「ペットおあずかりセンター」との協力について

 こんにちは。往診獣医師協会です。
このたび、岐阜県笠松町にある 松波総合病院 が開設した「ペットおあずかりセンター」 の取り組みに、当協会が協力することとなりました。

  • 岐阜県羽島郡笠松町の松波総合病院は、日本初となる病院附設「ペットおあずかりセンター」(Your pet in hospital)を開設
  • 地域医療連携推進法人内の海津市医師会病院に「ペットと一緒に入院できる病棟」(With Pet Ward)を整備

 

 近年、ペットの寿命が伸びて高齢化が進む一方で、飼い主さん自身も高齢化し病気や体調の変化など健康上の不安を抱えるケースが増えてきています。ペットを大事にしている方ほど、自分が入院したら『この子はどうなってしまうのだろう』と心配が先に立ち、早期入院や早期治療の障壁になっていました。

 松波総合病院のこうした取り組みにより、入院時にペットを自宅に残す心配が無くなると同時に、治療中もペットと触れ合うことができ、入院患者さんのストレスや痛みの軽減効果による早期治療、回復が期待できます。

 

ペットおあずかりセンター

 急性期の治療や患者さんの評価は松波総合病院で入院して行います。その間は敷地内に新設された「ペットおあずかりセンター」で、医師等の許可があれば毎日面会可能です。


ペットと一緒に入院できる病棟の病室
ドッグラン

 病状が安定したのちや評価後に海津市医師会病院へ転院し、ペットと同じ病室内で入院ができます。敷地内に開設されたドッグランの利用が可能です。
(松波総合病院では、必ずしも海津市医師会病院へ転院する方だけを受け入れているわけではありませんが、海津市医師会病院へ直接入院することは出来ません。)


 往診獣医師協会は、このセンターを利用する動物たちの健康管理や医療面での支援を行い、「人と動物が共に安心できる環境づくり」を一緒に進めていきます。

 

松波総合病院のホームページはこちら

 


 

 今後も当協会は、動物医療の新しい形をサポートしながら、飼い主さんとペットが笑顔で暮らせる社会づくりに取り組んでまいります。

往診獣医師協会

この記事を書いた人

鈴木愛弥

日本獣医生命科学大学卒 2020年 さいたま市を中心に訪問診療を開始

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